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【みずほ戦隊グリーン〜洲浜正明】 みずほ戦隊5レンジャー!!

邑南町5レンジャー みずほ戦隊グリーン

みずほ戦隊グリーン

邑南町で最も観光客が訪れるスポットのひとつ『香木の森』の近くに、完全自然放牧牛乳とその牛乳からつくられるソフトクリームやジェラートなどを味わうことができるカフェ『mui(ミューイ)』がある。

そのカフェの中にこの完全自然放牧牛乳をつくっているシックス・プロデュースの事務所がある。

そこで、牧場や店舗販売、イベントや出張など活動的に動いている若き代表者がみずほ戦隊グリーンこと洲浜正明さんだ。

全国に3軒しかない完全自然放牧牛乳

シックス・プロデュースが営む牧場には、牛をつなぐ牛舎が無い。

あるのは、間伐材でつくられた簡素な搾乳小屋だけだ。

牛たちは、朝と夕にこの搾乳小屋にきて、子牛のためにつくった愛情たっぷりの牛乳をおすそわけしてくれる。

この牧場では、牛たちは大自然の中で育ち、暑い夏も極寒の冬であっても外でありのままに暮らす。

餌は四季折々の自然に生える草花のみ。

四季の織り成す草花によって牛乳の味は変化する。シックス・プロデュースの牛乳は、名前の通り季節で変化していくまさに「四季のめぐみ」なのである。

牛乳は自然放牧されているイメージがあるが、現実はそうではない。完全自然放牧をしているところは、全国に3件しかないという数字が物語っている。

シックス・プロデュースの牧場では、母牛は、好きなだけ子牛と一緒に遊び、自由に暮らす。 ストレスの無い牛は、一般の乳牛にくらべ3倍近くも長生きだ。

牛の角も切らない。ここでは、牛にストレスがなく人に危害を加えることがないからだ。

なるべく手をかけず、大自然の中であるがままに育つ母牛から生み出された牛乳は、生命力と愛情に満ち溢れている。

そんなシックス・プロデュースの牛乳が今、人気だ。

無謀といわれた酪農への挑戦

洲浜さんの実家は、元々牛乳販売を営んでいた。

牛乳販売を手伝っている時に70歳以上のお年寄りから聞いた「昔の牛乳が飲みたい・・」という言葉。

「昔の牛乳、本物の牛乳ってどんな牛乳だろうか?」

その思いは強くなり、何かをしたかった大学生の洲浜を突き動かした。

両親を説得し、牛乳の卸業をやめ、両親とともに一から酪農をはじめた。


自らが酪農を始めたのにはわけがある。
酪農を知る旅にでた時に出会った衝撃的な酪農の現実。


大量生産の名のもとに生き物とも思えぬ扱いをし、無理に濃厚な飼料を食べさせ、効率のために外に出さずに牛舎につなぎ、青空も見れず、抗生物質を与えられ、本来食べるはずの青草すら食べられずに次々と妊娠させられ子牛を産ませられ母乳をとられ死んでいく母牛達の姿。

現実を知れば知るほど自信をもって売れない牛乳が嫌になった。

洲浜さんは、自らが生産者になることを決意した。
大量生産ではない、昔ながらの完全自然放牧の酪農を目指して。

完全自然放牧との出会い

四季折々の青草のみを食べ、牛舎もなく、極寒の冬でも外でありのままに暮らす昔ながらの完全自然放牧。

大量生産・大量消費の現在では、誰もが「無理だ!」、「経営なんてとてもできない!」というこの無謀な完全自然放牧牛乳を実現している酪農家が岩手にいた。

その牛乳を飲んだとき、「これは牛乳じゃない!」と驚いた。

「これこそ自分が求めていた牛乳。これこそ昔ながらの本当の牛乳だ!」

洲浜さんは技術を教えてもらい、早速帰って試してみた。

現実は厳しかった。

北陸の育て方、やり方と風土があわなかった。

大地は痩せ、牛は病気になり、3頭の命が失われた。

思考錯誤を繰り返し、昔、地場で完全自然放牧をしていた人を探し続けた。

牛と自然の命は待ってくれない。

ようやく島根県大田市にかつて完全自然放牧をしていた岩崎牧場の方と知り合うことができ、思考錯誤の中でようやく自信をもって完全自然放牧牛乳を自社で作れるようになった。

更なる飛躍を目指して

様々なPR、イベント活動、店舗販売、ネット販売、そして支援者の方たちの声を通して、 段々と洲浜さんの活動は世間に知られるようになった。

2008年4月には、全国的なTV番組『知っとこ』で放映され、5月にはあの『情熱大陸』で ネクストジェネレーションの9人のうちの1人としてとりあげられた。

注文は爆発的に増えたが、完全自然放牧と1日1頭10リットル程度の搾乳は今でも変わらない。

現在、牛乳だけでなく、ジェラートやソフトクリームといった商品があるが、更なる新商品の開発に邁進している。

若き男の理念と活動、商品開発から目が離せない。

カフェmuiにて
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