【みずほ(瑞穂)スタイル】〜島根県邑南町の特産品(石見和牛・日本酒・ケンボローハム・醤油)、観光、宿泊情報満載ネット道の駅瑞穂

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                           瑞穂を語るでは、
邑南町に熱い想いを持つ方に語っ
て頂きます。

今回は児童クラブで頑張る束村さん
の故郷・瑞穂への熱い想いを語っ
てもらいました。

◆心の故郷・瑞穂◆
              
純白の雪の上に寝転び、舞い降り
る粉雪を食べた冬の日。

進級への不安の中、背中をぽんと押し                
てくれるように、草花が芽吹く春。

蝉の鳴き声が響く木立てをぬけて
近くの川まで水浴びに通った夏休み。

野菜くずや落ち葉でままごとをした秋の夕暮れ。 私の原風景です。

高校を卒業して故郷・瑞穂を離れてから、20年余りが過ぎました。
学生時代を過ごした横浜、夢を追って遊学したメキシコ。

帰国後、希望だった語学を使った仕事に携わりながら暮らした東京。

NGOを職員として滞在した、ミャンマー。再び家族で暮らしたミャンマー の田舎町。
そして、最後がスリランカでした。
どこに、行っても、どんなことをしても、「いざとなれば、あそこに帰ればいいんだ。」
と思える場所であり、欠けがえのない支えであったのだが、この瑞穂の存在です。

さて、海外での生活は15年間になりましたが、仕事柄、また自分の興味から、
発展途上の国の生活が大半です。

そんな中、子供を生んでから、特に心を捉えるのは、それらの国に住む子供たちの
ひたむきに生きる姿です。

物質的にも豊かではないし、教育の機会も将来への希望も持てない状況にありなが
ら、一日一日を精一杯に生き抜いています。

中でも、砂漠のような土地で水を汲みに何時間も歩き、40キロ近いバケツを担いで帰
る小さな子供の姿が、今でも脳裏に焼きついて離れません。
「この子達だって、もう少し楽な環境に生まれていれば、或いは、まともに教育さえ
受けられれば、道を切り開くこともできるだろうに、野心を持っていろんなことに
挑戦していけるだろうに 」そう、思わずにはいられません。

何とも割り切れない気持ちがくすぶるまま、帰国して5カ月になります。
これは、逆カルチャーショックというものでしょうか。

物や情報が飛び交う社会。それらを簡単に、手に入れ、便利なものを、考えなし
にどんどん追い続けてしまっている現実を目の当たりにしました。

一方で、まわりの人や自然の恵みに感謝したり、優しく接し大切にする気持ちがどう
かなってしまっているのでしょうか。

「安らげる場所」とばかり思っていた、故郷ではありましたが、立ち止まって考えてみ
なければならない問題もたくさんあるということを感じています。

今、特に強く思うことがあります。将来にたくさんの希望と可能性を持ち、社会を担って
行く子供たち。自分のできること、すべきことを自分自信でしっかり見極め、自分の
ために、そして社会のために生きて行けるようになって欲しいということです。

先日とてもいい言葉を聞きました。『恩送り』という言葉です。

私はこれまでに、いろんなところでいろんな人に助けてもらい、支えてもらいました。
瑞穂の地や人々もそうです。
そういう方々一人一人に恩返しをするのが本当ですが、それは難しいことです。

その代わりに、私ができることをしていこうと思います。

それによって、誰かの助けとなったり、支えとなることができたとしたら、それが皆さん
への恩返しであろうと思います。




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