葬儀社を担当者で選ぶ
横柄な態度、人の話を聞かない、契約を急ぐなどの葬儀スタッフは、遺族の気持ちに寄り添っているとは言えません。
葬儀当日、すべてを取り仕切るのはスタッフです。親切丁寧に対応してくれるスタッフがいる葬儀社であれば、葬儀のスタイルやこだわりたい点、不安に思っていること、費用のことなど、どんな質問にも答えてくれるでしょう。
また、一つの基準として、厚生労働省が認定する葬祭ディレクターの資格を持った人がいるかどうかも確認することをお勧めします。葬祭ディレクターは葬儀を行う上で絶対に必要なものではありませんが、葬儀に関する知識や経験を持っているかどうかは判断基準になります。
受付が雑な会社に良いサービスは期待できません。葬儀社の良し悪しを判断する基本的な基準は、電話の受け答え、訪問時の言葉遣い、身だしなみ、そして遺族の要望をきちんと聞いてくれるかどうかです。
また、その葬儀社が遺族の立場に立って、わかりやすく親切に説明してくれるかどうかも目安になります。それは、その会社の商品やサービスに対する自信ともとれます。安く買えるからといって、安易に飛びつくのはやめましょう。サービス内容や葬儀機材の仕様などを必ず確認しましょう。
満足のいく葬儀を行うためには、費用が明確に説明されているかどうかが最も重要なポイントです。また、業者にかかる費用以外にも、料理や接待などの費用についても案内しているかどうかを確認しましょう。