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ペンション じろうさんの家島根県邑南町のペンション
 
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管理人が語るじろうさんの家
 
じろうさんについて

じろうさんの家に行ったきっかけは、「みずほスタイル」での取材からだ。
それまで、名前だけは知っていたけど、山の中で、こだわりをもったおやじが、我がまま放題にやっているペンションだろうと思っていた。
よく、TV番組でやっているラーメン特集で、やたら客の食い方にケチをつけるそんなおやじのイメージだった。

だから、取材日の当日は結構、こっちも構えて行った。
僕の食に対するポリシーとか、聞かれてもいいように、頭の中を整理しておいた。
話は余談になるが、僕は、「まずいものには、フンダンに調味料を」を33年間実践してきた男で、この手の「こだわり親父」はもっとも嫌うタイプだ。

だから、聞かれてもいいように、頭を整理しておかなければ、とんでもないことになると思った。林道に入ってすぐにじろううさんの家は見える。 この山の中で、よくここまで手入れしているなと驚く。
「こだわり料理にきれい好き」ときたか、ますます、僕の苦手なタイプだ。

それから、この玄関に上がるまでの階段は、現代人の僕にとってはつらい。
これを、お客様は「風流だわ」なんていって登るのだろうか。
田舎に住んで中身は都会人とは、まさに僕のことだ。
いや、逆に都会人こそ、普段味わえない、この不便さを愛するのかも。

ペンションじろうさんの家そんなわけのわからないことを考えながら、登りきり、玄関まで辿り着く。
「こんにちは」気合を入れて、声を出す。
僕は超軟派男(怠け者)だが、最初のイメージは硬派でいった方が無難だと思っている。

すると、「いらっしゃーい」と気の抜けた声がする。拍子抜けする。じろうさんである。
僕のイメージはその瞬間で、大崩れする。

次の言葉が「コーヒーどうぞ」という言葉だ。
じろうさんのコーヒーをこれから先、行く度に飲むことになるなんて、その時は想像すらしなかった。

ペンションじろうさんの家 このコーヒーがまた、特徴がない。濃くもなく、薄くもない。 毎回味が違う。気分次第といった感じだ。
しかし、このコーヒーを飲むと、時間を忘れぐらい、おしゃべりが楽しくなってしまう。
取材にいったのに、話がそれいろんな話をしてしまった。趣味・社会情勢・家庭の話まで、まさに「魔法のコーヒー」なのである。

料理とか生き方にこだわりを持っているのではなく、とにかく「人間が好き」なんだなと思った。
たしかに、「じろうさんの作った料理はおいしい」 でも、そこには、楽しい仲間と、楽しい会話があるからなんだと最近気づいた。

僕はその後、なにか仕事で行き詰ると、林道のほうの方に足が運ぶ。
そして、コーヒーを飲みながら、ただ会話をする。

みずほスタイル管理人
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